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走馬灯株式会社という謎の会社に迷い込んだ主人公が、 |

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こんにちは♪事務職ことねです! 今回は、少し辛口かもしれませんが・・・(汗) よろしければ、最後まで読まれて参考にしていただけたら嬉しいですっ♪ ![]() これ、表紙を見ただけでかなりの"惹き"を感じました。その理由は・・・ 帯!! 「1ページ先も、予測不可能! 話題の極上ミステリー!」 と書かれているので、これはきっとハラハラドキドキさせてくれるハズ・・・!と 期待に胸を弾ませながら読み始め、 (現在刊行されているのは2巻までだったので)一気に読破しました!! この漫画、オムニバス形式なので、なんとなく『世にも奇妙な物語』 (タモリがストーリーテラーをしているオムニバスドラマ)を彷彿させる雰囲気があります。 主人公が、自然と迷い込む"走馬灯株式会社"なる館がこのマンガの要です。 ここでは、自分のいままでの人生で見てきた全てを、DVDで観ることができます。 すると、今までは気づかずにいた真実や、 知らず知らずのうちに記憶の外へ追いやっていたことを改めて確認することに。 それにより、悲惨だったり、悔やんだり、温かかったり、幸せだったり・・・という 人間ドラマ(?)が展開されるのです! コレを読み始めて、皆様が考えるであろう事・・・それは、 「このDVD、もし自分が手に入れたら、観るだろうか?」ということ。 私、一瞬は「凄い!観たい観たい!!」ってなっちゃうと思います。 でも、この漫画を読み進めていると "曖昧だからこそ良い"記憶もあるのだな!と感じました。 漫画の中でも言われているのですが 「記憶なんて、自分の都合のいいように捏造したものであって、真実はまた別。」 ということ。この漫画を読んで一番ミステリーに感じたのは、そこでした! このマンガの、とある主人公の友人がこんなことを言っています。 「小学生の時に川でカッパを見たことがあっただろ?目が合って急いで逃げたよな。 あれ、一時停止したらただのゴム手袋だったんだ。 でも、俺たちの中ではカッパだったわけで、真実は違っていたけど それはそれでよかったと思わないか?」(みたいな感じ) うーん、たしかに思います。 忘れていたい失敗や、知りたくない真実は、どうしてもあるはずです・・・。 例えば私の場合、高校の授業中に居眠りして・・・ 寝言をブツブツ言っていたら、隣の子に笑われ 「ハッ!!」と目を覚ますと同時に「ガタンッ!」と立ち上がってしまい・・・ 次の瞬間、皆に大爆笑されたこととか。 (マンガのような実話です。。 鮮明に覚えていますが、 あの後、今の今まで思い出そうとしていませんでした。) うぅ、考えだすと他にも思い出しそうだから、やめておきます(泣) (そう!イヤなことは思い出さない♪ これ、心理学的にも良いと聞きます♪) んー・・・私、今は観る勇気ないかもしれません・・・。 "忘れる"って、すごく悲しい能力だけど、凄く便利な能力でもあるって聞いたことがあります。 自分で無意識に蓋をしていた記憶をひっぱり出して突きつけられても、 きっとなかなか受け入れられないです(知らぬが仏、ってことも・・・)。 あ、でも、おばあちゃんになって「そろそろ天国に召されるかな〜」って時になら、観てみたい♪ そういえば認知症になるのって、死への恐怖から少しでも逃げるためという説もあるのだとか。 これも、「忘れる」能力の1つですね。 ![]() でも、イヤな過去を突きつけられるのは避けたいけど "過去を振り返って勉強する"ってことは、もの凄く大切なことですよねっ! 今までのことを把握できてこそ作戦を練ることができ・・・充実した未来が作れるはずだから。 結局、イヤなことでも事実のとおりにしっかりと受け止めていくことが、成長に繋がっていくと思うから。 (そのために毎日日記を書いて、たまに読み返すようにしなさい、って、私はよく言われていました。 実際、中学生の頃とか、日記つけてたらよかったな!って、今は思います。 過去の自分の日記を見るのって"勉強"以前に、タイムトラベルしているみたいで楽しいし♪) もしかしたら・・・ いわゆる"成功者"っていうのは、限りなく真実に近い記憶を大切に脳内に保存できていて それを常に受け止めながら"今"を戦略的に行動できる人なのかも、って感じました。 それでその記憶は全て、改ざんではなく捉え方で"プラス"のものとしているハズです! 成功者、なりたいっ!! しかし恥ずかしながら私、記憶の捏造に関しては一流かもしれないのです(笑) この間も、こんなことがありました・・・ 通販雑誌でいいものを見つけて、買おうか買うまいか迷った末、結局注文した時のこと。 納品予定は一週間前後との表記。 しかし何故だか、2週間経っても商品が届かない・・・。 おかしいと思った私は、通販会社に電話しよう!!と、 電話番号を確認すべく雑誌をもう一度ひっぱり出すと・・・ まさか(笑) 注文ハガキが、雑誌に挟まったままだったのです。 ![]() 私の記憶の中では、とっくに投函し終えていたのに! 催促TELをする前でよかったぁー・・・。 完全に記憶を捏造していました。 この場合は、すぐに捏造を発見できたから良いのですが。 きっと他にもそういうことだらけで、捏造に気づかないまま過ごしているケースも たくさんあるのだと思います・・・。 ![]() 私、この漫画を読んだ後は、通勤中とかでもずーっと 自分の過去を振り返って(短いモンですが♪笑) これからは、向き合うべき過去とはきちんと向き合わなきゃな・・・と、考えていました。 ちょっと暗いですが・・・結局まだ、大して向き合うべき過去はなかったような♪ そういう意味では、本当に向き合うべき過去がある人にとっては、大きな作品になるのかもしれません。 ただ、漫画を読んでみて、話自体の率直な感想としては"やや浅かった"という感じです! オムニバスだからなのかな、、もう一息深い話にしてほしかったです・・・。 でもサラッと読むぐらいなら、これでも良いのかも? 1つ、どうしても気になってしまうのが、ほとんどの話にベッドシーンがあるということ。 若干くどさを感じ、内容を更に薄くさせている気がしました・・・。 しかし聞くところによると、実写映画化の話が上がっているとか。 漫画は浅かったけど、この話の切り口であれば、もしかすると面白くなるかもしれませんっ! っていうことで、映画化となるとやっぱり期待しちゃいます♪ さて!皆さま・・・この漫画、このように深読みするとまあまあですが 買うには、少々勿体ない!!これが私の見解ですっ! |

以上、今回の評価、辛すぎだったらごめんなさい・・・。 それでは本日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました♪ |
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